Usage of
the Illustration
行燈の側面、衝立の面
Copyright Terms
Copyright belongs to the artist and the Client is permitted to use the Deliverables
Use-by date:not specified
Use for:行燈・衝立(屏風、パーティション)
Project Detail
今日、検収した四季・遷宮のシンボル版というかエッセンス版というか、そういうものを描いて頂きたいと思います。
実は、四季・遷宮を印刷してなかなかいい出来だなと思い、再度、オグラ様のプロフィールを見直してみたところ、あらためて、小説の装丁の「夢の浮橋」のシャープな線とシンプルな図柄に惹かれました。
それを踏まえて頂いた四季・遷宮を見ると、全体に線が柔らかな感じで暖かさがあり、隅々まで描きこんであって、絵全体でほんわかとメッセージを伝えるようになっていて、それはそれでイメージ通りなのですが、これとは違う方向で、もっとシンプルにシャープに核心的なメッセージだけを伝えるようなものもありなのではないかと思いました。
具体的なイメージで言いますと、背景は、基本的に白で
春は、内宮、桜の花1輪か花びら一枚、ウグイス一羽
夏は、内宮、広葉樹の緑の葉一枚、入道雲
秋は、外宮、紅葉一枚、楓一本
冬は、外宮、雪の結晶、樹氷一本
みたいな感じなのですが、アイテムの選定・図案化とかその配置はむしろオグラ様のセンスに委ねて、それぞれを「夢の浮橋」風に仕上げていただきたいと思っています。
Message to
the Creator
念のためですが、頂いた四季・遷宮に不満があるわけではありません。
これはこれで、もともとのイメージどおりに伊勢神宮が季節の名所に出現したという絵に仕上がっていますのでとても満足しています。
ただ、「夢の浮橋」を見て、こういうシンプルに本当に必要なものだけに焦点を当てるような絵のほうが小さな行燈には合うかもと思い、お願いした次第です。
また、今回は前回より単価を低く設定させて頂いてますが、前回と同じテーマなので、新たに勉強してイメージを膨らませるような手間が省けるかなと考えたからです。
これでお金儲けを考えているわけでなく、個人の趣味を満たすためなので、予算にも限りがあり、ご理解頂ければと考えています。