- 2015-12-2
- Skillots活用例, アニメーション, クリエイティブ取引のノウハウ, サウンド, マーケティング, 動画・映像
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サウンドロゴとは
サウンドロゴ (sound logo) とは、企業が、CMなどにおいて、自社の呼称や商品名などにメロディを付けたりあるいは音声や効果音などの音響でアピールして宣伝効果を高めるブランド手法である。
良質なサウンドロゴは耳に残り、容易に企業名や商品を想起できるようになるため、ブランディングに絶大な効果があります。
例えば、大幸薬品の「正露丸のラッパの音」を聞いただけで、商品のパッケージを思い浮かべることができる方は多いのではないでしょうか。セシールの「何を言っているのか分からないフランス語」のサウンドロゴが話題となり、同社の知名度とイメージを大きく高めたことはマーケッターの間では有名です。
ロゴや映像、ポスターなどの「視覚情報」よりも、「音」の方が記憶を呼び起こすトリガーになりやすいという研究もあります。
(実は「におい」の方が「音」よりも記憶を呼び起こしやすいそうですが、「におい」は扱いにくく、通信しづらいという欠点があるので、今のところブランディングには「音」の方が都合が良さそうです。)
また、2015年4月1日には、「色彩の組み合わせ」や「香り」等とともに、「音」も商標として登録できる制度の運用が開始されました。これに伴い、前述の大幸薬品を含む様々な企業が商標の出願を行っています。
サウンドロゴは、特に映像を利用したプロモーションで効果を発揮します。WEBでの映像を活用したプロモーションが増加している昨今、サウンドロゴの作成は企業にとって必需品になりつつあります。
この記事では、サウンドクリエイターにSkillotsのサウンドロゴを注文する様子を紹介することで、サウンドロゴを誰でも気軽に作成できるということをお伝えしたいと思います。
さあ、今すぐ、ついつい口ずさんでしまうようなサンドロゴを作ってみましょう!
サウンドロゴを作ろう!
1.コンセプトを決めよう!
当社では、まず以下のロゴアニメーションを制作し、このムービーに合ったサウンドをサウンドクリエイターさんに制作していただくことにしました。
この動画のコミカルな動きに合った音をつけていただく事と、最後に子供の声でサービス名を言ってもらう、というコンセプトを決定しました。
サウンドロゴに合わせてロゴアニメーションを制作するということもあるようなので、ロゴアニメーションがなくてもサウンドクリエイターに相談していただくことは可能です。
2.ムービークリエイターを選ぼう
かかった期間:9日
Skillotsで以下の募集を出しました。
複数のサウンドクリエイターさんよりご応募いただきましたが、グローバルに好感を持たれるサウンドを制作していただける期待感から、ニューヨーク在住のKeith Middletonさんにお願いする事にしました。
キースさんは、有名なブロードウェイ・ヒットショー 『STOMP』の元メインキャストメンバーで、現在はミュージシャン、作曲家、作詞家、タレントとしてもグローバルに活躍されています。彼のアルバム『Transitions』が2016年グラミー賞のノミネート候補メンバーになるなど、今後の活躍にも注目です。
3.サウンドロゴを制作してもらおう
かかった期間:14日 料金:187,500円(税込)
早速、制作に取りかかっていただきました。
Skillotsのサイトやムービングロゴを見ていただいているので、特に指示はせず、キースさんのインスピレーションに任せて制作していただきました。
↓そうしてできあがったサウンドロゴがこちらです!
↓ロゴアニメーションと組み合わせた映像がこちら!
最初にキースさんからこのサウンドロゴを受け取ったとき、筆者は「こんな短いサウンドに、こんなにたくさんのワクワクを詰め込めるものなのか!」と感動し、鳥肌がたちました。
このサウンドを聴いてからは、子供の笑い声を聞くとSkillotsのロゴアニメーションが頭に浮かぶようになりました。
今回は、クリエイターさんの感性に委ねることが功を奏して、高品質なサウンドロゴができたように思います。
Keith Middletonさんのコメント
—ロゴとキャラクターについて
Skillotsのロゴのデザインは明るくスマートで遊び心あります。いつでもどこでも楽しい制作活動を行う準備が備わっているような印象です。またポジティブでハッピーなこのSkillotsのキャラクターは、友好的で魅力的な雰囲気を持っています。
クリエイターたちの内にある子供のような探究心、そして創作活動を楽しむ心がこの2点から感じました。
—サウンドロゴ制作の意図
誰もが子供の頃は創作活動を純粋に楽しめました。Skillotsのクリエイターたちはその心を持っており、楽しい創作活動を通じて世界を幸せに変えていける、そのわくわくをこのサウンドと子供の声で表現しました。
いかがでしたでしょうか。
サウンドに関する知識がなくても、クリエイターさんにアドバイスや提案を求めていけば印象深いサウンドロゴが作れる事がお分かりいただけたかと思います。
あなたの会社のサウンドロゴはどのようなものにしたいですか?お気軽にSkillotsまでお問い合わせください!
この記事に関する皆様のご意見やご感想もお待ちしています!
次の記事では、このロゴアニメーションにサウンドをつけるプロジェクトをリポートしたいと思います!
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