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自己紹介

らゑらゑと申します。
漫画、イラスト、小説、シナリオ等のご依頼をお受けしております。

●企業・法人様
できましたら、御社様のことがわかるホームページ等をご紹介いただけると幸いです。
譲渡の場合は、予想されます使用範囲につきましてご説明ください。相応の理由が無い限り「著作者人格権を行使しない」までの許可は考えておりません。

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個人様で趣味範囲のご依頼の場合は、基本的にこちらが制作した部分に関しましては『著作権をクリエイターが留保し、クライアントに使用を許諾する』とさせていただいています。
ただし境界が難しいこともある為、一度ヒアリングにてご相談ください。
(※既存するキャラクターを描くご依頼は受け付けておりません)


法人様、個人様、いずれも宗教や反社会勢力などのご使用はご遠慮ください。


【制作について】
連絡手段は基本的にskillotsのプロジェクトルームでのチャットとなります。
制作期間はヒヤリングペースなどでも差がでてきますので、納品期限がある場合は余裕を持ってご依頼ください。

価格はご相談の上で決めさせていただこうと思います。著作権譲渡の場合は譲渡価格もそれなりに上乗せされますのでご了承ください。

自分も精進の日々ですが、相談し合いつつ心に残る作品を仕上げていければと思います。
よろしくお願い致します。

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登録作品

ミレスイ恋魔法瓶

●異世界の上空

(……………ここは……どこ?)

 目を開くと、ミレスイ・キュリアは落ちていた。
 何故こんなことになってしまったのかはわからない。
 とにかく頭から落ちていた。青い大空から地上へと。
 強い風にあおられてはためく紺色のワンピースのせいで、下からは小さな鳥か何かのように見えているのだろう。
 飛ばされないように細い眼鏡をおさえるが、そのレンズ越しに景色を見てみたいなどとも思えず、焦る心を無理矢理落ち着かせようとするけれども、バタバタと風にやかましく体中をゆすられていては無理な話。
(と、とにかく冷静になって考えないと……)
 このままではどうなるのかなど、身をもって体験する必要がないほど明らかだった。
 とっさにあることを思い立ったミレスイは、踊るスカートの隙間から脚を確認する。
 自分が作った魔法瓶が備えられているはずだった。
 それを使えば風の力を利用でき、この危機的状況を回避できる。
(っ?!)
 だが、確信していた彼女は愕然としていた。
 よりにもよってこんなときに何も装着してきていない。
 ただひんやりとした手がそのまま脚に触れるだけで。
 もう何も打つ手がない。ミレスイは心の底までぞっと血の気が引いた。

 ―――――死ぬのか

 そんな妙な覚悟すら生まれてしまった。
 ミレスイは全身の力が抜け、その身をすべて風にゆだねてしまう。そのときやっと周囲の風景が見えるようになった。
 地平線が見えた。さっきよりもさらに低い位置にいる気がする。
 ……当然だ。落ちているのだから。
 しかし何も持ってきていないということは、もしかして自分は死ぬつもりでどこかから飛び降りたのだろうか?
 考えても思い当たらず、ミレスイは首を傾げる。
 一体何を早まってしまったのだろう。
(まだ異世界へ行く瓶の研究が途中だったのに……)
 そもそも飛び降りようとした前後の記憶自体が無い。
 落下時間だって結構なものだ。これはきっと雲のさらに上の位置から落ちてきたに違いなかった。
 そして景色を眺めていて、ようやく地上の様子がうっすらと分かるようになると、もう一つ疑問が生まれた。
 建物の様子が全く違う。いや、そもそも無いのだ。彼女の世界の象徴ともいえる8色の結晶の柱が。
「ここは一体」
 思わず声に出してしまったとき、ふと地面のほうから視線を感じた。
 これが自分の見る最後の光景になるかもしれないが。
 おそるおそる、真下に広がる草原に目を向ける。
 ……その中に視線をくれているものがいた。
(人?!)
 その目が合った瞬間、ミレスイは自分の身が落ちていることも忘れて見入ってしまう。
 木々の葉の色に似た長い髪をなびかせて、宝石のように透明感のある灰色の瞳で、相手もミレスイを見上げていた。
 髪には天秤の両端をイメージさせる金色の大きな髪飾り。さらにヴェールのようなものまでつけている。
 紫の大きな球のイヤリングが揺れて、今にもジャラジャラと音が聞こえてきそうな。
 ドレスのように裾が地面にひろがっている服……顔つきは青年のようだが、その佇む姿はまるで天使か女神のようだった

制作実績

掲載可能な受注実績はありません。


得意分野

脚本・シナリオライティング

コメント

得意分野はしっくり合う項目がなかったので、シナリオライティングを選んでいます。

シナリオ文章サンプルは、PBWにて自分が書かせていただいているシナリオ形式になります。
自分の文章は小説寄りなので、小説としてのご提出も可能かと思われます。

その他の形式での経験はありませんが、ご指示をいただきましたら、ご希望に添うように努力致します。

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