公募(コンテスト/コンペ)情報詳細

U-40 グローバルソーシャルデザインコンペティション「途上国における農業の干ばつ問題を救うモバイル・ポンプカーをデザインする」

賞金総額:180,000円 採用作品数:7点
募集終了2015/11/09~2016/01/10

本コンペティションでは、近年急速な経済成長をとげているカンボジア等の途上国において、気候変動とともに今後被害の拡大と深刻化が予想される「干ばつ(水不足)」の問題解決をテーマとし、モバイル(移動式)の灌漑設備の普及を通じた当地での水不足の解消に資する散水車、「モバイル・ポンプカー」のデザインに関するアイデアを募集します。
途上国の農業における水不足の例として、カンボジアの耕作可能地全体で80%以上は全く灌漑が行き渡っておらず、雨水に依存した農業を営んでいます。そのため、干ばつによる水不足に対する影響は大きい一方で、カンボジア政府は財政不足のため十分な灌漑設備の整備を進められておらず、既存の灌漑設備も充分メンテナンスされていないケースも見られるのが現状です。
このような状況下で、気候変動により悪化する干ばつの適応策として、政府主導の大型の灌漑設備の整備とは異なるアプローチで、地域で自主的に灌漑設備を整備し、地域でメンテナンスが可能な効率的かつ効果的な灌漑システム構築が求められています。
そこで、日本における静脈産業のリーディングカンパニーである二つの企業、自動車リサイクル業を行う会宝産業株式会社と、中古リユース事業を行うインターネット企業のリネットジャパングループ株式会社は、多大なインフラ投資を必要とする灌漑設備の整備なしに河川等の水資源から離れた距離にある農家にも効率的に水資源の分配を可能にする、「モバイル・ポンプカー」の開発と普及を目指す取り組みをスタートしました。
本コンペティションを通じて、未来のグローバルなソーシャルデザインを担おうとする学生の皆様および若手のデザイナーの皆様と出会えること、また、カンボジア等の途上国における農業が抱える問題解決に資する自由で斬新なモバイル・ポンプカーのデザインに出会えることを期待しています。

募集概要

日程

2015/11/09~2016/01/10

・最優秀賞(1作品):カンボジア視察(2016年3月予定)への招待(代表者1名分の渡航日と滞在費を支給します。)
・優秀賞 (2作品):賞金5万円
・佳作  (4作品):賞金2万円
※上記賞金はすべて税込となります。
※審査委員会における審査の結果、最優秀賞に相応しい応募案がない場合、最優秀賞を該当なしとすることがあります。また、それぞれの賞の数について変更がある可能性があります。

募集作品

参加方法

参加資格

審査員

著作権の扱い

主催

経済産業省、株式会社野村総合研究所、会宝産業株式会社

問い合わせ先

competition2015@kaiho.co.jp

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