著作権をクライアントに譲渡

●イラストを作成する目的：
私の主催する小説サークルのメンバーが、ケータイ小説投稿サイトにアップ予定の小説の表紙絵として使用させていただきます。

●納品ファイルの仕様：
　ファイル形式：ＪＰＥＧ
　サイズ・仕様：724×1024ピクセル（３００キロバイト以内でお願いします）
　点数：１点

●支給可能な資料：添付ファイル

●その他クリエイターへのコメント:
　こんにちは。
　以前、「小説投稿サイトにて公開する小説用のカラー表紙絵（人物２人＆背景）」という案件にて、お見積もり提案をいただきましたmasahiroseaforthと申す者です。その節はどうもありがとうございました。
　今回、そちらとは別件なのですが、同じ著者の別作品の表紙絵案件が発生しましたので、お話だけでも聞いていただけないかと思い、ご相談させていただいた次第です。
　この案件も、近いうちに「お見積もり提案募集」をかけさせていただく予定でしたが、もし、前回のご提案条件（１０８００、著作権譲渡）でお引き受けしていただけるのでしたら、募集をかけずに、桜月　彩乃様に直接ご依頼させていただきたく思っております。
　桜月　彩乃様にご紹介いただいたサンプル作品に、小説著者と私が大変心惹かれまして、このようにご相談させていただいた次第です。
　ご提案いただいたものとは別の案件のお話を突然お持ちかけする非礼をお詫びいたします、申し訳ございません。

　前回の案件内容でも触れさせていただきましたが、私は小説著者本人ではなく、著者の所属する小説サークルの主催者ですので、著者と連絡を取り合う都合上、若干お返事が遅れることがございますのでご了承ください（それでも、ご連絡をいただいてから２４時間以内にはお返事させていただけると思います）。

　デジタル、カラーでお願いします。
　着色（塗り）のジャンルは問いません。
　サイズ、ファイル形式につきましては、前回の案件と同じです。

　小説本編のテーマは「家族」です。
　表紙絵に描いていただきたい人物は１名のみで、７歳の女の子です。
　表紙絵の場面（予定）は、「紅葉」（もみじ）という名前のその女の子が、港にて、兄が乗り込んでいる小さな船を見下ろしているところです。ただ、その船や兄は、特に描いていただかなくても問題ございません。
　小説本編は諸事情により、１０月３１日以降のアップとなるのですが、原稿はすでに完成しているようですので、ご依頼決定後に詳細をお伝えいたします。約５３００文字程度の掌編です。表紙絵のシーンは比較的早い段階で出てきます。
　ご参考までに表紙絵シーンまでの物語の流れを、さらっとご紹介させていただきますと、「２３歳の紅葉、港にて１人でたたずみ涙する」→「回想へ」→「１６年前の８月、当時７歳の紅葉と８歳の兄が港にて遊ぶ」→「兄、係留されている船に、勝手に乗り込んで遊び出す」→「兄が、船に乗り込むよう、紅葉を誘う」という感じです。表紙絵シーンは、この最後の、「紅葉が兄に、一緒に船に乗り込むように誘われる」というところです（まだ紅葉は船に乗らず、係留されている船の中にいる兄を見下ろしている段階です。また、紅葉は揺れている船の中に乗り込むことに、あまり気が進んでいません。実際、その後すぐに紅葉のみ船から出ます）。

　服装につきましては、作中に言及がありませんが、「上はＴシャツ、下はミニスカート」というのが著者のイメージのようですので、ご参考までに。
　季節は夏です。

　髪につきましても作中には描写がありませんが、髪型はツインテールでお願いします。髪色はお任せいたしますが、著者が「可能でしたら、黒か濃い茶、もしくは濃い赤でお願いします」と申しておりました。

　ポーズは、立って「何か」を見下ろしている感じでお願いします。「何か」と申しますのが、前述の「兄が乗り込んでいる小さな船」ですが、こちらは表紙絵に出てこなくても問題ございません。

　背景としては、場所が港ということで、青空と海でお願いします（地面は見えていても、見えていなくてもかまいません）。また、小説タイトルに「カモメ」という言葉が含まれており、実際作中に出てくるため、カモメもお願いします。太陽や雲は描いていただいても、いただかなくても、どちらでもかまいません。可能でしたら、海などがキラキラしている感じを僅かでも出していただければ幸いです。

　ご参考にしていただければと思い、お見苦しい限りの代物であることは重々承知ではございますが……小説著者本人の指示のもと、私が描かせていただいた素案のような絵を、こちらに添付させていただきます。
　見るに耐えない代物で大変恐縮なのですが、ご参考までにと。
　あまりに酷い代物ですので、この絵では何もお伝えすることができなかった場合のために補足させていただきますと、紅葉はうつむき加減で、両手を胸の前で組んでいます。空には雲とカモメがいて、その下は海です。右上は、キラキラ降り注いでいる太陽の光のつもりです。
　ただ、上記ご説明させていただいた内容もそうなのですが、この添付ファイルもあくまでもイメージ図に過ぎませんので、「ここは、こうしたほうがいいのではないか」などなど、ご提案をいただけたら幸いです。アレンジ等も歓迎させていただきます。
　著者自身、「全体の構図も、まだイメージが固まっていない」と申しております。素案は、あくまでも現時点でのイメージ図にすぎませんので、ご参考程度に見ていただければ幸いです。
　紅葉の身体の向きやバランス、大きさ、手の具合などを変えていただいたり、カモメや雲などの数や配置を変えていただいたり、どんどん変更していただいてかまいませんし、むしろそういうご変更を歓迎させていただきます。

　また、絵のどこかに、小説タイトルと著者名の文字入れをお願いします（横書きでお願いします。なお、著者名は小説タイトルより小さくお願いします）。

　著作権は譲渡していただくよう、伏してお願い申し上げます。
　著者が小説を投稿しているサイト様におきましては、「著者に著作権がない表紙画像の使用が認められない」というルールがございますので、ご理解いただければ幸いです。
　ですが、小説のどこか（表紙ページ文字部分、あるいは、あとがきなど）に、お名前と（お持ちの場合は）ホームページやツイッターアカウント等のＵＲＬを記させていただくことも可能ですので、お気軽にお申し付けください。ただ、著者の小説には宣伝力・拡散力はほとんどないと著者自身が言っておりますので、その旨あらかじめご了承ください。
　また、完成品の、実績ページへの掲載や、他サイトへの掲載も、当方としましては全て問題ございません。

　もちろんのことでございますが、もしこの条件では無理ということでしたら、お気兼ねなくお断りくださいね。
　ご検討いただければ幸いです。

　何卒よろしくお願いいたします。長文失礼いたしました。