著作権の取扱
著作権をクリエイターが留保し、使用の許諾を希望
使用期限:定めない
使用範囲:定めない
案件内容
●イラストを作成する目的:
AmazonのKindleストアで配信する電子書籍の表紙に使用するためのイラストになります。
●納品ファイルの仕様:
ファイル形式:JPEG, BMP
サイズ・仕様:縦2500px 横1562px
点数:1点
●支給可能な資料:小説のテキストファイル(約23,000文字、原稿用紙70枚程度)
●その他クリエイターへのコメント:
お疲れ様です。
この前いっていたイラストのご相談になります。
バイクと男の子のイラストを……と思ってたんですが、よくよくイメージを書き出してみたら、ちょっとむずかしい依頼な気がしてきました。
まずはお話だけ、というくらいで見ていただければと思います。
タイトル:『オレのバイクは対人恐怖症』または『オレのバイクは重度ひきこもり』
ジャンル:青春小説(っぽいなにか)
キャラ:
・孝之 : 大学生。夢があったのだが、母親の敷いたレールから踏み出す自信がなく、流されて日々を過ごしてきた。自分の現状に不満を感じているのだが、一歩踏み出す自信を持てない。大学を辞めて自活しようとしている。
・バイク : 400ccのバイク。ネイキッドタイプで、車体の色はブルー。バイクとしての自分に自信がなく、他人(他車)に迷惑をかけることを恐れ、始終びくびくして周りの様子を窺っている。月極駐車場に引きこもって、外に出たくない。
・蜘蛛 : 小指の爪ほどの大きさの蜘蛛。威勢がよく江戸っ子気質な人情家。バイクの話し相手で、よく説諭してやっている。住まいはバイクのリアタイヤにつくった巣。
孝之が、引きこもりバイクの社会復帰の道を蜘蛛と一緒に模索しながら、自分を見つめなおしていく、というお話になります。
社会に疎外感をかんじる似た者同士なふたりの友情話。
孝之とバイクの関係は、親と子みたいな、兄と弟みたいな。手がかかってめんどくさいんだけど、見捨てられないやつ……といったイメージです。
依頼したいのは、孝之とバイクのイラストになります。(蜘蛛は描ければ小さくちょこんと程度。いなくてもいいです)
孝之は、あまりバイクに乗らないバイク乗りなので、ライダージャケットとかじゃなくて普通の服装がいいです。
表情が見えた方がいいので、ヘルメットもなしか、手に持ってるかがいいです。
バイクは作中でしゃべりますが、目や口を付けるようなわかりやすい擬人化はなしがいいです。
あくまでバイクとして描かれているけど(多少のデフォルメはOK)、そこはかとなくキャラクター性を感じられるようなのがいいなぁと。
自分がぱっと思いつくのは、ミラーやメーター、ライトの角度で表情をつけるとかですかね。
あとは、絡んでる孝之の表情や姿勢次第で、バイクの方がなんだか生きて相手をしているみたいに見えないかなぁ、というイメージです。パントマイムみたいな感じで(?)
シーンとしては、特にこれ、っていうイメージはないです。
作中シーンの再現より、ふたりの関係性やバイクのキャラクターを表現しやすそうなもの重視です。
一例としては、
・駐輪場の奥のほうで、外に出たくないと踏ん張ってるバイクを、孝之が引き出そうとがんばってるところ。(孝之の方が必死に引っ張ってる感じにして、バイクをやや前傾にすれば、それっぽく見えるかなぁ)
・ほかの車やバイクがぶんぶん走ってる大通りから、脇道に逃げていくバイクと、困って戻れって言ってる孝之。(ふたり以外の車両は、明瞭じゃなく背景みたいな感じで)
・ひとりで家出していくバイクと、あわてて追っかけようとしている孝之。(バイクは風呂敷包みでも巻いて?)
などなど。
ほかにいいインスピがあったらご提案いただけるとうれしいです。
どちらかというと、しんみり系より元気があるほうが描きやすいでしょうか。
コミカルとしんみりの両方の空気がある話なので、k3companyさんの得意な方で考えていただければと思います。
まずはざっくりとご検討いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。